アンリミテッドAF

 こんばんは。この度AFネメシス単騎でアンリミテッドフォーマット初GMになれましたので誰に向けてというわけでもないですがだらだら書いていきたいと思います。

 

 ALT中〜終盤にかけてローテーションフォーマットで猛威を振るったAFネメシスはSTRの実装に伴いその主要パーツのほとんどをローテーションから失うことになりました。

 また当時のアンリミテッドフォーマットでのAFネメシス(というよりネメシスクラス)の使用率は虫の息であり、そのこともあってかデッキの核となるデウス•エクス•マキナに上方修正が入りました。

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 そして当然ですが主要カードを失ったローテーション環境でのネメシスにはマキナの互換となるカードが渡されることになります。

 それが機構の解放です。そしてこのカードは1コストのために使いたいときに使うことができて、マキナとは違い重複するため重ねて使うことで手札のバリューを無限大に引き延ばすことが可能になるカードなのです。

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 では、この2つが同時に構築に採用できるアンリミテッド環境のAFネメシスはどうなったのか。

 

 当然壊れました。

 

 当初から代名詞のような存在であった『無限の手札、無限のPP』という言葉はその言葉通り。無から有を作り出すことすら叶うのではないかというその奇跡的な噛み合わせにアンリミテッド環境を永らく支配していたミッドレンジネクロマンサーはその息を潜め、AFネメシスとともに強化をもらったOTKエルフと2強とも言える環境になりました(少し遅れてフェイスドラゴンやらアグロヴァンパイアなどが増える)。

 

 尚、ここまではアンリミテッドフォーマットに無知であった自分の雑な記憶なのであんまり突っ込まないでください。

 

 話を戻して、アンリミテッドフォーマットGMになりました!

 

 構築はこちら。

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(FFの人が他の人にリプライで送っていたのを盗んで虚数を差しました)

 

 特徴として

•メイシアの2枚採用

•すり替わりの採用

あたりが挙げられるでしょうか。追って説明していきたいと思います。

 

 そもそも各デッキタイプとの相性がどうなっているのかです。

 GMになるまでに170弱ほど試合をしました(多分)。その中で自分の思った主要デッキタイプとの相性としては以下の通りです(戦績つけてないので体感)。

 

•フェイスドラゴン 五分

•OTKエルフ 五分〜微有利

•ドロシーウィッチ 有利

•アグロヴァンパイア 五分

•蝙蝠ヴァンパイア 有利

スパルタクスロイヤル 有利

•ミッドレンジネクロマンサー 超有利

•庭園ドラゴン 有利

•アグロロイヤル 五分

•ソロモン無貌超越ウィッチ 不利(勝てたことない)

 

 あくまでも個人の主観であってランクマッチをやっている時の体感ですがこの通りです。五分のところは後攻を引くと辛いイメージです。

 明確に不利なデッキタイプは上のリストだとよくわからない1つしかないので後攻時に厳しくなる五分のデッキタイプに向けて意識を向けていきたいということになります。

 

 ではどういうデッキに対して五分なのか。ずばりアグロデッキ(OTKエルフはここでは除外)ということになります。そもそもAFネメシスにはAFを埋めてサーチして必要であれば加速装置を組み合わせらように下準備が必要になるデッキです。それが整わないうちに顔を詰められて疾走やバーンに対応できないまま負けてしまうことがありえるのがアグロデッキということになります。

 

 そんなアグロデッキに後手をとった時強く使えるカードが欲しい。そこで出てくるのがすり替わりです。

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 アグロデッキは小型を横並べして攻めるデッキですから当然と言っていいほどに刺さります。3コストで2面の除去ができるわけです。このカードを3t目に使って一度盤面をリセットできれば次からは進化権を用いてこちらの有利な盤面を作りに行くことができます。

 速いデッキでなくてもフォロワーを主体に戦うデッキ相手に腐ることはないので後手では是非持っておきたいカードということになります。

 

 今の各デッキタイプとの相性を元にマリガンについて触れていきます。

 

 •共通キープ

デウス•エクス•マキナ 魔鉄の獅子 製造術

機構の解放 

 

 •後攻キープ

イカロス すり替わり(フォロワー主体のデッキに対して)

 

 他にもサーチカードは他の手札に埋めるカードがある時に合わせてキープしたりしますが気分なところあるので割愛。

 

•アグロ(と思われる)対面キープ

加速装置(後攻時)  3コスト2/3

 

 盤面を抑えることが大事になるので積極的にフォロワーを置いていける体勢を作りましょう。

 

 またマリガンと合わせて意識していたこととして『AFネメシスはアグロデッキである』という点がありました。序盤からアナライズAFなどを利用した横並べを押し付けていき足りない打点をマキナ後のレディアント連打やメイシアでフィニッシュすることを目指します。

 

 ただし、すぐAFを場に出せばいいのではなく、機構の解放が手札にあるなら組み合わせて1番強く使えそうなところを見極める必要があります。こういった意識がマキナへのアクセスやリソース確保と繋がってくるので慣れるまではわからないかもしれませんが大事なポイントになってきます。

 

 OTKエルフのような始動の遅いデッキに対してもアグロムーブを意識して押し付けることで勝ちに持っていくことができます。

 

 最後になりますが、多分このデッキの1番難しい要素であるオートメーションについて触れたいと思います。 

 といっても使うタイミングによって様々に変わるカードなのでざっくりとした指標しか書くことはできませんが見てもらえればと思います。

 

 •アナライズAF、エンシェントAFの2択は加速装置をしばらく使える状態にあるかどうか。また機構の解放によりエンシェントにもドローが付与されるのでエンシェントの方が無難なことが多い。

 • OTKエルフに対しては『ミスティックAF+何か』が基本。アグロデッキに対してもミスティックAFの優先度は高くしていいのだが攻め時を見失わないようにしないと守護が切れた途端に負けることもあるので自分のクロックも含めて

チョイスする。

 •序盤にガンナー、ハーメルン、機構の解放と組み合わせて横並べを作るときや、メイシアフィニッシュを見据えて整える時の『アナライズAF+エンシェントAF』も有効。

 またマキナ前に十分にAFを埋められなかったときメイシアの進化権を残すことが困難であり、そうなった場合嵩張るのを防ぐための2枚採用であるのでメイシアに固執しすぎるのもよくありません。

 •有利対面に対してはマキナ後の『1コストAF+レディアントAF』が鉄板。まず外れない。

 

 それでは疲れてきたので以上にしようと思います。ここまで書いてきたことはあくまでも個人の主観であり、普段気分で決めてるものを無理矢理書き起こしてるということをご了承ください。

 

 ここに書いてあることが僕のAFネメシスに対する理解であって、ランクマッチで最終勝率79.6%でGMになるまでの経過になります。

 

 最後まで読んでいただいた方はありがとうございました。少しでもお役に立てれば幸いです。

 ここに書いてなかったり聞きたいことがあれば僕の方に直接お願いします。

 

それではさようなら。